リガチャーとディプソング ligatures&Dipthongs

 

左からfとiのリガチャー、普通に打ち込んだfとi、fとlのリガチャー

そして、普通のfとlです。

fiflの組み合わせは2つ重なってみえたり、タイトなテキストを組む時

に使うと自然になるなどの理由でfiとflのリガチャーは大抵のフォントには

用意されています。

プロが使うフォントにはffi, ffl, ff, またfsがあることもありますが、

fsは必要ないと思われます。

新聞ではなぜかリガチャーが使われない傾向がありますが、良質

な本の場合はしっかりと使われています。

とにかく最低でもfiflを見つけたら変換することをおすすめします。

上の記号はAとE, CとEのリガチャーではありません。Dipthong

といって、発音の利便性によるものです。Æ,æはデンマーク語、

オランダ語、アイスランド語、ノルウェイ語の一部で、Œ,œ

フランス語です。英語では昔のテキストの正確な引用をするとき

以外はその使用は控えられています。

 

windowsの場合は下図にあてはまらない可能性が高いです。

なかにはリガチャーがまったく入っていないフォントがありますので、

MACの場合は「キー配列」、windowsの場合は「文字コード表」

を参考にしてください。

fiのリガチャーは、 + +

flのリガチャーは、 + +

Æは、 + +

æは、 +

Œは、 + +

œは、 +